フランス社会(介護)で働き始めた時に戸惑ったこと

フランスの文化

こんにちは、しゅぺっとです。

今回は時を追い、フランス老人ホームで働き始めた…フランス社会人ほやほや時!戸惑った編を綴りたいと思います。

なんてったって~この仕事つくまで、がっつりフランス人に囲まれて学校へ行き授業を受けたことも(語学学校はありますがまた違いますよね)ないので、、

正真正銘フランスぴかぴかの一年生♪気分~でしたぁ(この文章に見える余裕なんて当時全くなかったですが笑)

目次

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最初の1ヵ月はとにかく名前を覚えること(汗)

初施設には100人強の入所者さん、約50人ほどの職員がいましたが…全員の名前を覚えること、顔と名前を一致させることがめちゃんこ大変やったです( ;∀;)

苗字といっても、山田さんや坂本さんとかではなく…MARTIN(マルタン)DUBOIS(デュボワ)GARNIER(ガルニエ)とか聞いたことない~みんな違う約100人!

なんやったら苗字か名前かすらも分からん+発音どーよ?状態からのスタート(゚Д゚;) あるあるフランス語!うがいするように発音しな、ROUSSEL(ホぉセル)さんとかちょっと気抜けて忘れたら…ってかそう!いちいち発音も気をつけないとじぇんじぇん通じへん状態でしたので、もう社会がどーたらとか、以前の問題で~(笑)

今だからこそ個々のお顔の違いが分りますが…最初の頃は申し訳ないけど、

フランス人がアジア人みんな一緒に見えるのと同じで…私もヨーロッパ人みんな同じ顔よ状態でヾ(´゚Д゚`;)ゝ

その上、苗字の前に日本でいう○○さんのさんにあたる~マダム♀・ムッシュー♂とかも挙句の果てつけ忘れたりして・・・呼び捨てやん♪!悪気はないんですよ…同僚は下の名前で呼ぶのでマダムとかつけへんしーもうややこくて混ざっちゃったり~(ノ_・。)ノ

メモ帳に毎回名前を書いて、日本語で覚えやすいその方々の特徴を書いてました!(私しかわからんし~って本人もし分ったら傷つくで~単語つかったり笑)

毎日の挨拶方法は?握手?ビズ~??

フランスの挨拶時は言葉だけではなく握手したり、ビズといって頬同士をつけあったり~何かしら触れ合います(笑)

引用:The Conversation

うちの住んでる所は左右1回ずつ(場所によって回数違うみたい)

初めてお会いした人は握手友達どうし(初でも友つながりパーティ出会いとかはビズ)ならビズ!って明確にわかってるけど…沢山いる同僚や上司とかは??でした。

結果、同僚は基本毎朝ビズ挨拶。施設長、医師~師長など上司にあたる人はビズはせず「ボンジュール」と口頭挨拶ってことと理解~(フランスの他の職場はどうなんでしょう?)

もちろん、入所者さんとはビズはせず口頭挨拶です。体調不良の人も自己宣告で「あたし今日風邪でビズ出来ないの」って。

まぁこんなんも、初期はなんだちみわ状態(笑)新参者ってこともあり?!私と同僚間はちょっと距離を感じていましたが数ヶ月して慣れてくるのでありました。。

習慣違い~あるある

過去記事でもいくつかあげさせてもらいましたが…♪

毎朝のシャワーからの身支度!

これまた覚えること多々で、衣類洗濯も家人持ち帰りと施設で洗濯。個別によって、支度時間の指定があったり、仕方がちょっとづつ違ったり~。でも介護での戸惑いは、全く知らないわけではなく予想も出来たのでまだマシやったと。

日本での勉強・経験はかなり役に立ちましたし結果、即戦力として受け入れて貰えましたし。たとえ言葉が分かっていなくても身体が動き方を分かっていたということ。人を介護する!文化や習慣でちょっとの違いがあっても骨組みは同じ。なので、日常的な用語、医療・福祉用語は後付けでしたが、どこを注意・気をつけるべきか分かっていたし、その点もほぼ同じなのでこの辺のフランス語は入ってきやすかったかなぁ。

勿論、優しい同僚やワカラナイことを何回も聞き返しても逆に見守ってくれる入所者さんがいたのも救いです~♪(全員ちゃいますよーもち)

次回は本題~?!精神的な面をお届けします♪

申し送り後コーヒー1杯してから仕事スタートよ(フランスあるある笑)

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