こんにちは。
先日、大阪府知事さんが「イソジンうがいはコロナに効くわよ!」と発されたと。。
そして、薬局ではイソジン商品の買占めが続出というニュースを見ました。
でなんか結局、裏があるんじゃね~イソジンの企業との関係、株やら…
大阪市長と府知事とイソジン達!なニュース報道♪みて思ってる方も多いですよね。きっと。
って~裏を嗅いじゃう前置きは置いといて。。
同郷の関西は大阪府知事が提示してくれはったイソジン消毒液からの連想…
遠くはフランスの消毒液事情について。
イソジンうがいとコロナの関係なブログ記事ではございません・・・
消毒液について。一度じっくり調べてみたいなぁと思ったんで、、特に自分への覚書として♪
目次
イソジン=ベタディン Betadine (ポビドンヨード)
日本で知られてるイソジン消毒液!ポビドンヨード系な消毒液ですが…
こちらフランスではベタディン(Betadine)と愛称されています。
今回初!ちゃんと調べてみて…実はこんなに種類があったとは知らなかった。。
赤・・・ポビドンヨード4%。発泡性。手術前の身体洗浄時に消毒目的で使用。
緑・・・ポビドンヨード10%。マウスウォッシュ。口腔内感染症の時。
黄・・・ポビドンヨード10%。傷・ヤケドの消毒に
オレンジ…アルコール96%+ポビドンヨード5%。手術前、注射前の皮膚消毒、術中の手術野に。
青・・・ポビドンヨード10%。陰部の感染症、消毒に。
ゴレンジャ~かーい!!!(笑)←きっと皆様感じてましたよね~笑
ちなみに私が老人ホームでみるのは赤で、オペ前の入所者さんのシャワー介助の全身洗浄の石鹸代わりに(髪の毛もよ)使用。
黄は看護婦さんがいろんな傷口処置の際の消毒に。
その他は生でお目にかかった事がないです。。
そして、注意事項として・・・
↑注意事項!し・・・知らなかった、というか気にしてなかった方!結構居はるんじゃないかな~?!(私知らんかったっす汗)
日本ではよく見かけるイソジンうがい液!長期使用は甲状腺に影響を与えること!
・・・題名に書いてはいないけど~実際はポビドンヨード=ヨウ素ですものね。。
ちなみにこちらフランスでは喉うがい(le gargarisme)の習慣はフランスにはなくて。。

で、この緑のベタディンも使用方法は’’マウスウォッシュ’’になっています。
そして使用目的も’’予防’’ではなく、’口腔内感染症の時’と書いています。
*これらはフランスの薬局では誰でも出来ますが、医師・薬剤師の判断を仰いでいただきますようお願い致します。
塩素系消毒液=ダッキャン Dakin
本名・Dakin cooper stabilise
こっちで働き出した時、この消毒液にかなりびっくりさせられました。。。
忘れもしません~たまたま看護師さんのバルーン留置の入所者さんの陰部消毒の手伝いに入ってたとき!
当時、フランス語の薬品名などま~ったく無知。。
しかし、、陰部消毒する液…このダッキャンから香ってくるは…あの!塩素系ハイター臭ではありませんか!!(結構香りきついっす)笑
又次は、看護師さんが白癬菌な部分を素手で触っちゃったのかな…
その時、即座にこのダッキャンDakinで消毒手洗いをしていました。。。
当時私の中では…ハイター(臭)はお洋服を消毒するもの★な知識でしたので驚愕たるや…衝撃をうけました♪
*使用方法と注意点
引用:publique.medicaments.gouv.fr
ちなみに中身は、
・過マンガン酸カリウム・リン酸二水素ナトリウム二水和物・精製水
傷口消毒としては、重大な副作用もなく大衆的に使用できるものみたいで
フランスでは1988年から使われているそうです。
ここ老人ホームでは、感染症やバルーン留置時の陰部洗浄の際や、皮膚の傷口消毒で使用されてます。
おまけの…ビセプチン biseptine
おまけに・・・
アルコール系傷口消毒で’’biseptineビセプチン’’ は一家に1個持ってる?!
スプレータイプでお手軽メジャーな消毒液です~♪
家庭での日本でのマキュロン的なお手軽傷口消毒はこのビセプチンです。

余ったビセプチンで、よくピアスの消毒してるわ♪
以上♪おフランスの消毒液事情でした。。
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