フランスの習慣

2019年07月24日

お食事*昼食編*(フランス老人ホーム)

こんばんはー☆
 今日は昼食について♪ 

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フランスの日常の食事感覚は、
昼食が一日の食事で一番のメインである~って認識です。

日本ではお盆ご飯、メイン、小鉢、汁物、デザート、、、
などといっぺんにですが、、

ここおフランスの老人ホームの昼食は、勿論・・・
前菜→メイン→チーズ(ヨーグルトなど乳製品)→ デザート・フルーツ→コーヒー
の毎回かるーいコース料理です。
そして食事形態

*普通食 *刻み食 *ピュレ食

この3つが主!3形態だけ!
なんやったら刻み食は、ものによってはない日も多々。
なので最初の頃は…形態少なっ?!って思ってました( ゚ ω ゚ ) ! !

日本だと、普通・きざみ・極刻み・ミキサーなどで +ご飯は、普通から全粥やら5分粥やら…
あったような記憶ですがいかがでしょう。。(´σ `)?
こちらの主食は・・・もちろん、
バケットこと・・・日本名フランスパンでございます。
と…パンドミ…食パンの2つですね。

フランスではご飯(米)の位置づけは… メイン料理の付け合わせで、
たまに出ます(*’艸3`)

あと、お腹壊し中の方に(゚Д゚;) 
こちらの方の腸は、フランスパンよりも消化が良いってことなのかな。。
ピュレ食はホンマにピュレで~いつも3種類の味♪

その日その日で日替わり!
必ず毎回あるのが、、 ハイパープロテイン(o゚Д゚)ノ
っていうプロテイン入りのピュレ(肉っぽい味?!)
それ+2種類の野菜系のピュレがついてきて、普通食でお料理されたソースが上からかかります(´∀`)ノ
こんな感じ↓

問題の味ですが~このピュレ食!
なかなか美味しいぃぃぃぃです♪♪
日本のミキサー食は、しゃばしゃばやったり味が薄すぎたり…
なかなか当たりに出会うのは難しかったイメージですが
このピュレはいつも薄すぎず濃すぎずでイイ(〃)´艸`)
そして、主食のパン★こっちはフランスパンと食パンの2種類です。
食パンは、歯が少なめな方サンドイッチにして食べたい方が主です。
ただ、咀嚼がうまくできず、嚥下も悪い方は詰める恐れがあり注意しています!

で! 「この硬いフランスパン。誤嚥、お年寄りの方は本当に大丈夫なのか??」
それが、、、ここフランスで働いて数年。。以外にもわたくし…
「フランスパンでの誤嚥に居合わせ・・0ゼロ!Σ ゚Д゚≡( /)/」
なんです、、、
いや~びっくり!フランス人の方々
赤ちゃんの頃から毎食、なんやったらオヤツや夜食…
いつでもポッケに肌身は出さず持ち歩いているんじゃないかくらい~(笑)
バケット大好きですもの~(´∀`艸)♡ ←私的考えです(笑)
又、パンをスープやソース、 朝だとコーヒーやココアに浸しふやかしたのんを食べる習慣が
こっちにはあるのも、 パンでムセの方をお見受けしない理由なのかな。
チーズも常に6、7種類ありカマンベールやブルー、コンテやブリーなどなど、、



ピュレ食さんには、パンに塗って食べるクリームチーズ様なタイプ。
ハーブ入りのんがあったり旨そうです♪

 

ヨーグルトも実入り、
実なし味付(ピュレ食さんに)アプリコットやココナッツ、バニラやイチゴ
などなど~りんごやもものコンポートもあります( ´◡` )۶
そして、デザートはこれも日によりけりでいろいろ~♪
あんこや和菓子はでてきませんけど~笑、それ以外の洋菓子はまぁいろいろと・・・



タルト・シトロン、シュークリーム、ムース、ガトーショコラetc 日替わりでいろいろ。
最後に、病気や宗教上などの特別食は…

*糖尿食 
*塩なし食 
*グルテンフリー食
*お腹下し食(ハム・ピュレ・お米)
☆宗教的な理由(豚を食べないなど) 

そんなこんなのフランスの昼食♪ たっぷりと、時間かかりかけますのよ~ʅ(‾◡◝)ʃ
 


francekaigo at 22:12|PermalinkComments(0)

2019年07月23日

フランス介護士の一日[フランスの老人ホーム]

こんにちわ♪しゅぺっとですー.゚(*´∀`)b゚
今回は介護士の一日について書かせてもらいます

 

勤務形態・時間

フランスでも日本のように施設によって違うと思うのですが…
今私が働いた二個目の施設は、2交代でした。
(その前に働いていた施設は3交代でしたがフランスでは稀で、主は2交代制みたいです)

*日勤  8:00~20:00
*夜勤 19:30~ 7:30

ちなみに3交代の時は
  • 早出→ 6:45~14:15
  • 遅出→13:30~21:00
  • 夜勤→20:45~7:00
前後かぶってる30分ほどは申し送り時間です。

②交代の施設☆12時間拘束の2時間休憩(実務10時間/日)
③交代の施設★7時間半拘束の30分休憩(実務7時間/日)
 


ただ休日については、
②交代☆1ヶ月の半分勤務・半分休み(2勤→2休→3勤→3休→2勤…)
③交代★週休2日
週35時間労働。

ただ、日本では基本的には全時間帯を交代制ですが。。
フランスは、 夜勤帯は夜勤者のみ! 日勤帯は日勤者のみ!なのです。

1日の流れ

1日の流れとしまして…
  • 夜勤帯からの申し送り
  • 朝食の介助
  • シャワー・身支度、ベットメイキング→各居室にて。
    レストラン(兼レクレーション大広間的な)へ入所者を誘導、
  • 午前のレクレーションと水分補給
  • 昼食
  • (③交代の早出は申し送り後終了)
  • 入所者個々でシエスタTimeやらTV、テラスで日光浴などなど
  • 各セクターで必要物品の準備、補充(翌朝のタオルやシーツ類など)
  • 入所者の洗濯物を返却・チェスト・タンス内の整頓
  • オムツ交換・トイレ誘導
  • おやつの時間
  • レクレーション参加、お庭を散歩、爪きり、水分補給など
  • 夕食
  • 各居室にて、口腔ケア、パジャマに着替え、オムツ交換、就寝
  • カルテに記録
  • 夜勤者へ申し送り
おおまかな日勤帯のタイムスケジュールはこんな感じです。
簡単にまとめると、、
午前中は、朝食介助→シャワー介助と身支度→ベットメイキング→昼食介助で
ばばばばーーーーーーーーん!!!
ってな感じで時が早く流れていきます((((((゚д゚;ノ)ノ

午後からは比較的ゆったりとした時間の流れで、、
午前中に出来ない各入所者さんの片付けや掃除、雑用であったり
レクなど入所者さんとの関わりもプラスで。
そして夕食~口腔ケア、着床な時間の流れです。

francekaigo at 18:49|PermalinkComments(0)

2019年07月20日

おむかえ(終末期)について[フランスの老人ホーム]

この介護のお仕事をしてると、ターミナルケア~臨終、
息をひきとられたお姿に多かれ少なかれ出会うことと思います。
介護職されている方々のブログを拝見させてもらっている中で

「看取り介護」
という言葉を目にします。

実際の日本の現場にいないので分からず、どんなことなのか気になっています。
数十年前に日本で働いていた頃にはなかったなぁ。
その当時は入所者さんが施設で息を引き取られた際、
いかなる場合でも救命処置(心臓マッサージ・人工呼吸)し
救急車を呼び病院へ搬送が義務でした。
例えば夜間寝ているうちに息を引き取られた際も、
処置を施し病院へ搬送でした。

では、こちらフランスの施設にてターミナルケア~臨終について触れてみたいと思います。


嚥下障害から食事停止…そしてターミナルケア。

嚥下の機能が低下してきて、
普通食からきざみ…ミキサー食、水分はトロミ付きになり
それらにも、むせられ誤嚥性肺炎の危険も見えてきた時。
日本では胃ろう注入の選択肢があると思われます。
その昔々は、結構普通の流れのように胃ろう設置行われていた記憶があります。

フランスでは?
経口摂取までの流れは日本と同じように、ピュレ食に水分トロミ付を摂取されます。
が、その後もムセが見られてくると、
言語療法士(Orthophoniste)の判断を仰ぐこととなります。
(日本やと
言語聴覚士が近いかな)
ここで家族さんへ看護師長さんから説明があり、ターミナルケアに入っていきます。

日本とフランスの違いにびっくりしている事。
それは・・・数年フランスの老人ホームで働いてきて、
老いによる嚥下障害から胃ろう設置された方に出会ったことはないです。
といいますか…胃ろうされてる方にであったのは1人だけで、
その方は50代後半と若く何か病気により摂取できなくなった様子でした。
(胃ろうの管理はすべて看護師さんです)

では、経口摂取が出来なくなった方は… 毎日、水分の点滴を行います。
また、看護師さんと相談しつつ小さじスプーンに1・2口、
ヨーグルトやコンポートを様子見ながら摂ってもらったり。
本人の体調により、
褥瘡予防も兼ねて数時間離床してリクライニング車椅子↓で過ごしてもらいます。
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ご本人が好きな音楽をかけたり、気候がよかったらお外へ散歩や窓越しにぽかぽか日光浴も♪ 
病気の末期症状などで痛みを伴うならば、モルヒネも医師の判断により投与も。
そして数日~週の間に穏やかにおむかえを迎えることになります。

ご臨終後は

ご臨終が夜間・早朝の看護師がいない時間帯であっても、
自然な形(ベット上で眠られてるなど事故性がない場合)での発見な場合、
救命措置や病院搬送は行いません。(看護師長への連絡は行います)

わたしたち介護士は、日本で言うエンゼルケアかな?
基本は全身清拭を行いお顔や身体を整えて、
綺麗めの普段のお洋服事前に家族さんが用意されてたお洋服を着てもらいます。
(家族さんの意向や宗教により、基本とちがう方法をとられる方もいます)
その後、家族さんがこられたりし亡くなられた身体は、
教会でお葬儀される方、そのままお墓へ埋葬される方いろいろです。
(フランスは土葬が多いです)


おむかえの言葉

例えば、食事も摂れなくなり眠る時間の方が長くなってきた時。。
その入所者さんへ、日本やとその時の安らぎをこめた言葉で…
「早くお迎えきてくれはったらいいね…」

とお声かけたりしますよね。
それは、その方の伴侶やご両親だったり…
すでに亡くなられた大切な方が お迎えを待ち、あの世へ旅立つ意の言葉。

では、こちらフランスでは…
「早く出発するんよ○○の元へ。待ってはるからね」
(○○は先にあの世で待つ伴侶やご両親、その方の大切な方) とお声かけしたりします。


自らの意思であの世へ旅立つ

なにか最後の伝える言葉ひとつも、その国の文化の違いを感じるのです。  



francekaigo at 02:58|PermalinkComments(0)