フランスの文化

2019年08月07日

フランス(老人ホーム)の熱中症予防の対策

ボンジュール!しゅぺっとです 日本の皆様、、

残暑お見舞い申し上げます★☆

日本の天気予報で大変本当にお暑い、日本列島を日々想像しております。
さて、こちらフランスも数週間前まで(場所によっては現在も?!)
数年ぶりのサハラ砂漠からの熱波やらで、久々にビビる暑さでした。。  


私は現在南フランス在住なのですが、
まぁお友達、ご近所の方々…
お家にクーラー設置されてるとこは、ほんの一握りで。
扇風機をここ1,2年で購入した!って方が大半な気がします。
(我が家も思案の末(笑)2年前に購入しました!)


っていうのも・・・
南フランスの今までの夏は、日中の太陽が射す時間帯はめちゃめちゃ暑く(30℃超え)
日差しの下では焼けつく熱さなのですが…

木陰や室内に入ったり日が沈んだ後の夜中は、
風もプラスされた時には心地いいんです。
(朝晩は気温も20℃前半に下がったりします)

俗に言う
日本は湿気でムンムン、フランスは乾燥でカラカラ
な気候が影響してるんでしょう。

が、、、今年の熱波時は違いました(ノω<;) 

とにかく、、朝晩も日本のような熱帯夜(゚Д゚) 木陰であろうと室内であろうと暑い!!!
ホンマに日本の夏を思い出しました。
では本題へ まずはフランスと日本の熱中症予防ポスターを
 
右上から時計まわりに…

●日中はシャッターを閉め室内の涼しさキープ→
●良く食べて→●運動も控えめに→
●アルコールは控えて
●身近の人々間で連絡の取り合いを→●身体をぬらして風をあてる


 
引用:神戸徳州会病院
日本もフランスも熱中症に対して気をつけることは同じ様な感じですが…

●日中はシャッターを閉め室内の涼しさキープ


これは、フランス?ヨーロッパ??独特の暑さ対策なのかな~?!


うちの老人ホームでも、朝の身支度・室内清掃が終わると
シャッター(雨戸的な)をほぼほぼ閉めてしまい、日差しを室内に入れるのを防ぎます。
最近のフランスの老人ホームに関しては、全室冷暖房完備されています。

この時以降です→ヨーロッパ熱波2003年

我が家でも同じように朝仕事へ行く前に、締め切って真っ暗に★
帰ってきてブワーーーーーっと!
窓全開にしますが、なんか暑さはマシなような気がします。。

ど真ん中のペットボトルのピクトグラムはやっぱり… 水分を摂ること!!!
ですよね。

ホンマに子どもお年寄りの方々を、
特に気にかけるようにして私たち若者(私はおばちゃんぐるいですが(笑))も、
体調管理にはくれぐれも気をつけていきたいです(*´З`*)ノ


francekaigo at 18:17|PermalinkComments(0)

[フランス老人ホーム]水分補給について

今回は飲み物についてです。

水分補給の種類

こちらおフランス。
ぐびのみ出来るのんが
麦茶とかウーロン茶たぐいのお茶では、モチロンございません(笑)

こっちでは普通のお水やったり、、
お水に甘い味付のシロップを入れて飲むのがグビ飲み主流です!
(ミントやグレナディンやオレンジ、レモンなどなど)

朝は、人にもよりけりですが・・オレンジジュースコーヒー紅茶ココアなど。
(冷たいお水が出てくるマシーン、飲み放題で見るホットマシーンの珈琲・ミルク盤は、
だいたい施設で設置されてて飲みたい時放題でーす)

昼・夜には、、食事時にワインの提供もされます。
ただ量は職員側で気をつけていますし、勿論好みや疾患によっては嗜まれない方も。

そして、日本で言う…酔っぱらう!ってことは、
フランスではあまり良く思われていません。
あくまで、アルコールはお料理と味わう感覚かな。
でもわたしも結構ワインが好きなので、老人ホーム入ってからも嗜めるのは嬉しいですね♪

あと炭酸水有名所ではペリエ
一般的に親しまれていますが…
老人ホームでのをつけ事項として、
炭酸水は塩分が結構多いので疾患によっては注意しています。

水分の形態(フランス老人ホーム)

普通
・ゼラチンで固めたゼリー

・トロミ

実は、私が働き始めた2013年頃の仏の施設は
トロミが使われて無かったんです…
(うちの老人ホームだけやったらすんませーん(。-人-。))


その時は普通とゼリーだけやったんで…
なんでなんやろか~?!って思ってました。

トロミは結構嚥下を考えるときに、
やっぱり、最終的段階で必要ちゃうかなって思っていたので。。


…と考えてみたところそういえば、ある日の夕食。
私のフランス人相方にあんかけのかかった酢豚を出してみたら~

「なんだこりゃ!!!このお初触感ーー!!ちょっとムリーっ」

て、ものすごく拒否されたことがありましたΣ(゚ロ゚;) 
そうなんです。。
このあんかけのトロトロっていう触感のそのものを知らなかった。。

ここフランスの食文化にトロトロ餡かけは存在しないのか?!
似た感じでは…ジュレ?!ゼラチン?? だけど
触感・口の中で溶ける感じは、やっぱあんかけとはまた違いますよね。
なので、結構新しい文化としてどこぞやから(もしやアジア?!)
フランスに入ってきたのかも知れません( ̄‐ ̄)?トロミよ!!!

この3形態に、シロップをドバーっていれて飲まれます。

いや~これも味見してますが…結構いけるんですよ~(*´∀`)
日本のお茶ゼリーは好き嫌いが分かれていた気がしますが…
甘み付きシロップ水+ゼリー=フルーツゼリー!!
って感じで普通にありっす(*`▽´*) 


フランス人大好き~ミント+水=マンタロー♪

でもやっぱり、とろみで飲水始められたばかりの方々は…

触感ムリんぐ!!!(知らない食感?!)って方もいますが…

時と共になれてこられます。


あとは、ヨーグルトで代用してたり…♪
夏なんかは冷たい触感!
アイスクリームや、スイカもおやつやデザートやよくありメニューです~★



francekaigo at 03:27|PermalinkComments(0)

2019年08月01日

フランス版♪老人ホームの身支度

ちわーしゅぺっとです★
今日は身支度について・・・♪

美しく着飾るコト!!

これに関していえば、
やっぱりフランスの方が群を抜いて大切にしてるなぁと感じます。
例えば、、
全介助で寝たきりの女性の方でも~お洋服は、キラキラなワンピースやったり(´∀`艸)♡
普通に短め丈なスカートやら、ヒール付サンダルはいてはる人も~♪
ピアスやネックレス、ブレスレットも身にじゃらじゃらキラキラ着けまくりですし~*・゚(●´∀`●)
ネイルや毛染め、、パーマやカットも週に2~3回…

日本と比べると断然、開催日数が多い感じ♪
日常的なことやと、
昼食後、ベットでちょっと横になってその後、おやつの時間で起きて行く時など…
介護者は必ず、ブラシで寝癖を整えること。
これは忘れないように!っとよくよくいわれました~!

あと、香水╰(✿´⌣`✿) 結構な方が持ってて~
部屋から出るときにシュシューっと そして…オーデコロン!!
これに関しては、びっくりするくらい~
フランスおじい様おばあ様~ほとんどの方々が愛用!!!!

オーデコロン: eau de Cologne])は、芳香品の一種。パフュームローションとも呼ばれ、香水オードトワレと比較して、香りの持続時間は短い(1~2時間程度)。万能香水とも呼ばれ、床まき用、おしぼり用、頭髪用など広い用途に使用される。 ウィキペディア(Wikipedia)より


とにかく使い勝手が無限大な感じの~おーでころんなんです( ˘ ³˘)♥
男性も体臭にも気を使ってる方もやっぱり結構いらっしゃって、
デオドラント率高し↑↑↑
自立してはる人なんかは、化粧もかかさずやったり~☆
介助必要な方でも、、
きゅっっ!と、真っ赤な口紅に頬紅を頬のラインにしゅっっ!!と彩る★☆
男性は毎朝、ヒゲを剃ります♪ こうゆう身支度をする、
キレイに着飾ろうとすることは…
やっぱり部屋を出て昼食にレストラン(大広間?)に行くだけでも

他者を意識して着飾る♪他者が着飾った美しい姿を褒める♪

認知症の方でいつもプンプン(ง `ω´)な方も
真っ赤なルージュな口紅1つで十倍も二十倍も笑顔が増えるんです(○´∀`)人(´∀`○)ノ

いつの歳でも、褒められることは人間めちゃめちゃ嬉しいですよね~♪
また、オンとオフ…とまではいかなくても、
日常の刺激となっている様で良い事だなぁと思います。

PS.もちろん、転倒のリスクが高いく歩きにくそうな方や
疾患など
理由で介護士が配慮させてもらうこともありますョ


francekaigo at 18:32|PermalinkComments(0)

2019年07月20日

おむかえ(終末期)について[フランスの老人ホーム]

この介護のお仕事をしてると、ターミナルケア~臨終、
息をひきとられたお姿に多かれ少なかれ出会うことと思います。
介護職されている方々のブログを拝見させてもらっている中で

「看取り介護」
という言葉を目にします。

実際の日本の現場にいないので分からず、どんなことなのか気になっています。
数十年前に日本で働いていた頃にはなかったなぁ。
その当時は入所者さんが施設で息を引き取られた際、
いかなる場合でも救命処置(心臓マッサージ・人工呼吸)し
救急車を呼び病院へ搬送が義務でした。
例えば夜間寝ているうちに息を引き取られた際も、
処置を施し病院へ搬送でした。

では、こちらフランスの施設にてターミナルケア~臨終について触れてみたいと思います。


嚥下障害から食事停止…そしてターミナルケア。

嚥下の機能が低下してきて、
普通食からきざみ…ミキサー食、水分はトロミ付きになり
それらにも、むせられ誤嚥性肺炎の危険も見えてきた時。
日本では胃ろう注入の選択肢があると思われます。
その昔々は、結構普通の流れのように胃ろう設置行われていた記憶があります。

フランスでは?
経口摂取までの流れは日本と同じように、ピュレ食に水分トロミ付を摂取されます。
が、その後もムセが見られてくると、
言語療法士(Orthophoniste)の判断を仰ぐこととなります。
(日本やと
言語聴覚士が近いかな)
ここで家族さんへ看護師長さんから説明があり、ターミナルケアに入っていきます。

日本とフランスの違いにびっくりしている事。
それは・・・数年フランスの老人ホームで働いてきて、
老いによる嚥下障害から胃ろう設置された方に出会ったことはないです。
といいますか…胃ろうされてる方にであったのは1人だけで、
その方は50代後半と若く何か病気により摂取できなくなった様子でした。
(胃ろうの管理はすべて看護師さんです)

では、経口摂取が出来なくなった方は… 毎日、水分の点滴を行います。
また、看護師さんと相談しつつ小さじスプーンに1・2口、
ヨーグルトやコンポートを様子見ながら摂ってもらったり。
本人の体調により、
褥瘡予防も兼ねて数時間離床してリクライニング車椅子↓で過ごしてもらいます。
Phamaprov0


ご本人が好きな音楽をかけたり、気候がよかったらお外へ散歩や窓越しにぽかぽか日光浴も♪ 
病気の末期症状などで痛みを伴うならば、モルヒネも医師の判断により投与も。
そして数日~週の間に穏やかにおむかえを迎えることになります。

ご臨終後は

ご臨終が夜間・早朝の看護師がいない時間帯であっても、
自然な形(ベット上で眠られてるなど事故性がない場合)での発見な場合、
救命措置や病院搬送は行いません。(看護師長への連絡は行います)

わたしたち介護士は、日本で言うエンゼルケアかな?
基本は全身清拭を行いお顔や身体を整えて、
綺麗めの普段のお洋服事前に家族さんが用意されてたお洋服を着てもらいます。
(家族さんの意向や宗教により、基本とちがう方法をとられる方もいます)
その後、家族さんがこられたりし亡くなられた身体は、
教会でお葬儀される方、そのままお墓へ埋葬される方いろいろです。
(フランスは土葬が多いです)


おむかえの言葉

例えば、食事も摂れなくなり眠る時間の方が長くなってきた時。。
その入所者さんへ、日本やとその時の安らぎをこめた言葉で…
「早くお迎えきてくれはったらいいね…」

とお声かけたりしますよね。
それは、その方の伴侶やご両親だったり…
すでに亡くなられた大切な方が お迎えを待ち、あの世へ旅立つ意の言葉。

では、こちらフランスでは…
「早く出発するんよ○○の元へ。待ってはるからね」
(○○は先にあの世で待つ伴侶やご両親、その方の大切な方) とお声かけしたりします。


自らの意思であの世へ旅立つ

なにか最後の伝える言葉ひとつも、その国の文化の違いを感じるのです。  



francekaigo at 02:58|PermalinkComments(0)